グローバルMICE都市名古屋の中核施設。飛び立つ白鳥をデザインモチーフに設計されており、世界デザイン博覧会の記念樹アコウの木など当時の遺構が数多く残っている。2024年から改修工事に入り、2026年に新5号館が加わりリニューアルオープンする予定。
世界デザイン博覧会で出展。元々レオナルド・ダ・ヴィンチがブロンズで作り上げようとしたが、戦争のために断念。高さ8.3m、全長8.8mでブロンズでは支えられない重量だったので、日本の研究と技術で、強化プラスチック(FRP)で仕上げられた。
現在の白鳥公園・白鳥庭園・名古屋国際会議場周辺には、かつて白鳥貯木場(水中貯木場)があった。 1610年、福島正則が堀川の開削を始めるにあたり、材料置場船置場として作られた大池が白鳥貯木場のはじまりで、白鳥公園内「太夫堀」(たゆうぼり)は福島正則の官名である左衛門太夫にちなんで呼んだと伝えられている。藩政時代、尾張藩領地の木曽や飛騨の山々で伐採された木材は木曽川を流送され、白鳥貯木場まで26里(約102km)300日を要したといわれている。
東海地方最大級の規模を誇る白鳥庭園。 中部地方の地形をモチーフに、築山を「御岳山」、そこからの水の流れを「木曽川」、流れの水が注ぎ込む池を「伊勢湾」に見立てている。庭園中央には数寄屋建築の茶室「清羽亭」があり、外観は白鳥の舞い降りる姿をイメージしながら庭園と建物の美しい調和を見せている。一年を通して四季折々の草花や景色が楽しめる。
白鳥エリアは国際会議場・大学・庭園・堀川・古墳など、プロムナードを散策しながら風景や市場も楽しめる。1989年、市制100周年の世界デザイン博覧会で貯木場が埋め立てられ、整備された。
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勇敢な顔つきのスフォルツァ。様々な角度で見ると全く違う表情を見せる。白鳥庭園では竹灯籠が可愛いおもてなしをしてくれ、季節ごとの風情が楽しめる。太夫掘には、カモがいて思わずホッコリ。